AIエージェントを作っていて思うこと
こんにちは、ZIKUUの橋本です。
今回はAIと人間の役割について書きます。
イーロンマスクは2025年に以下のように言及しました。
「デジタルの超知能に比べれば、我々はみな出来の悪い肉のコンピューターにすぎない」

弊社では普段AIエージェントを開発・提供していますが、
AIエージェントは
- 常に一定のパフォーマンスで動く
- 同時並列で大量に処理できる
とかなり優秀な動きができます。
AIエージェントとは、
自分で判断しながらタスクを完了させるシステムのことです。
決められた通りにしか動かないのが今までのシステムで、
次に何をすべきかを自分で考えて動くのがAIエージェントです。
ブレインがAIで、手足がシステムというイメージですね。
開発をしながら、AIエージェントで代替できる人間の仕事はたくさんあるなと感じています。
そして同時に、こうも思います。
これ、人の仕事を奪ってるんじゃないか。
今回は、このあたりについて書いてみようと思います。
AIの方が向いている仕事とは
どういう仕事がAIに向いているのか。
僕は、主語が誰でも成立する仕事 だと考えています。
たとえば、
- 会議の議事録をまとめる
- 請求書の内容を会計ソフトに入力する
- 問い合わせメールに一次返信する
- 契約書のフォーマットをチェックする
- 交通費の精算を確認する
- シフトを組む
これらの仕事は、誰がやっても結果が同じです。
Aさんがまとめた議事録と、Bさんがまとめた議事録。
同じ会議のものであれば、中身は変わりません。
つまり、その仕事に「その人である理由」がありません。
こういう仕事はAIの得意分野とぴったり重なります。
弊社が提供している「アポラク」も、まさにここです。
営業リストを作り、企業ごとに文面を考えて、送信する。
今まで人が何時間もかけていた作業を、AIエージェントで代行しています。
しかも、人がやるより速くて、量も出せます。
もう一つ、大事な点として、
AIに任せられる仕事は、たいていつまらないということです。
議事録も、転記も、精算チェックも、
やっていて楽しい人はあまりいないと思います。
上手くなっても、その人のキャリアにつながるケースは少ないのではないかと考えています。
人間の価値とは
では逆に、人間にしかできない仕事とは何か。
先ほどの裏返しですが、その人である理由がある仕事だと考えています。
責任を取る
- 客先に謝りに行く
- 事業を続けるか、やめるかを決める
- 部下のミスを「私の責任です」と引き取る
- リスクのある契約に、最終承認のハンコを押す
AIは責任を取れません。
謝罪文を書くこと自体はAIにもできますが、頭を下げる役は代われません。
信頼を使う
- 投資家に、事業への本気度を伝える
- 創業者が、ビジョンを語る
- 10年付き合いのある取引先に、無理なお願いをする
- 顧客から、本当の失注理由を聞き出す
積み上げてきた時間があるから成立することがあります。
「あなたが言うのなら」という信頼関係で、人・物・金が動くのだと思います。
ZIKUUの提供する価値
弊社がサービスを提供していて、難しいなと思うことがありまして、
それは、
不毛な仕事を、本人は不毛だと思っていない
ということです。
そうなるとインバウンド集客ができないため
こちら側からアウトバウンド営業をしている訳ですが、
その作業は不毛ですよと押し付けて否定したい訳ではありません。
弊社は社名の通り、クライアントに「時空」を提供する会社です。
つまらない仕事をAIエージェントで代行して、時間と空間を提供する。
生まれた時間を、その人にしかできない本質的な仕事に使ってもらう。
すべての人がそこに熱狂できるようになると、
より素晴らしい世の中になると考えています。
「不毛をAIに、熱狂を人間に。」
僕はこの世の中を実現するためにZIKUUを経営しています。