AI時代に、人が情熱を注ぐ仕事とは
AIが速くするほど、問われるもの
仕事に情熱を注げているだろうか。
ふと、そんな問いが浮かぶ瞬間があります。
気づけば25年以上、働いてきました。振り返れば、情熱の拠り所も、向かう先も、年齢とともに変わってきたように感じます。
若い頃は収入や肩書きが、わかりやすい目標だったかもしれません。誰かに認められたい。自分は特別な存在でありたい。そうした思いもまた、仕事を前に進める力になります。
それは決して悪いことではありません。仕事は、自分の可能性を試し、自己実現への思いを形にできる大切な基盤です。
生産性の先に残る、人の仕事
農具が生まれ、工場ができ、インターネットで世界がつながった。人類は技術によって、生産性を高め続けてきました。そして今、AIが仕事を驚くほどの速さと量で進められるようになっています。
資料をまとめる。情報を整理する。問い合わせに対応する。
これまで時間をかけていた業務が、短時間で終わる。AIエージェントによる業務効率化は、すでに特別な話ではありません。
一方で、なぜだか、PCを閉じたときに、充実感とは少し違う空虚な疲れを覚えることがあります。
やるべき仕事は片づき、成果も出ている。それなのに、心だけが追いついていない。いや、心が動いていないという言葉のほうがしっくりくるかもしれません。
かつてなら一日をかけて考え、手を動かし、その過程で得ていた手応えさえも、感情が受け取る間もなく完了していく。仕事が進んだはずなのに、どこか満たされない。そんな感覚を持つ人も増えるのだろうと思っています。
人生の中で、仕事を捉え直す
AIは生産性を高め、仕事を前に進めるというゴールを達成してくれます。しかし、仕事を効率よく進めること自体が、私たちの生きる目的ではありません。仕事は人生を形づくる大切な要素ではあっても、人生のすべてではないはずです。
だからこそ、
感情の充足が、これからの働き方における新たなインセンティブになっていくのだと思います。
誰かの役に立てた実感。心が動く対話。未来に向けて何かを生み出している感覚。そうしたものが、次の一歩を踏み出す力になる。
AIのおかげで私たちは今、仕事を人生の中で捉え直せるようになったのかもしれません。「やらなければならない」という思い込みに縛られていた仕事を解放し、本当に情熱を注ぎたいこと、ワクワクできること、誰かと感動を分かち合えることに時間を重ねていく。
ZIKUUは、不毛な作業をAIで仕組みに変え、人が熱狂できる時間を取り戻したいと考えています。
あなたが人生を通して大切にしたい仕事は、何でしょうか。