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「不毛」をなくすということ

「不毛」をなくすということ

「不毛」という言葉について

この「毛」って何なのだろう。

「不毛」の「毛」、実は獣や人の毛のことではありません。

由来は「二毛作」。一年に二回、同じ土地で米や麦を育てる農業の言葉です。つまり「毛」とは作物のこと。「不毛」はもともと「土地がやせていて作物が育たない」という意味で、そこから転じて「進歩や成果がないこと」全般を指すようになりました。

なるほど、と思いました。

不毛な仕事、けっこうあった

社会人になって20数年、正直、不毛な作業や不毛な時間はそれなりにありました。

具体のエピソードは割愛しますが、共通していたのは「目的なき作業」だったということです。

  • なんのためにやっているんだろう。
  • だれのためにやっているんだろう。
  • これをやって誰が喜ぶんだろう。

グルグル考えながら働くのは、単純に辛い。

そんな状態で生産性の高いパフォーマンスが出せるわけもなく、モチベーションも湧きません。

土地が痩せていれば作物が育たないのと同じで、目的のない仕事も何も実らないんだと思います。

AIが目的を見つけてくれるわけではない

じゃあ、AIやテクノロジーが進化すれば、働く人の目的が見つかるのか。

それは違います。AIは目的は教えてくれません。

AIやテクノロジーがもたらすのは、目的そのものではなく、「目的を探すための時間」なのだろうと。

一見、形のない、生産性の乏しい、タイパの悪い時間に見えるかもしれません。

でも、そういう時間こそ、人が人として働く意義を感じるために必要な時間なんじゃないか。そう思っています。

AIの力で、不毛をなくす

ZIKUUが大事にしている考え方に「AIの力で不毛をなくす」というものがあります。

業務を効率化して終わり、という話ではなく、目的なき作業に費やしていた時間を、本当に向き合うべき問いや対話に使えるようにする。

そこに価値があると考えています。

一見タイパの悪い、そういう時間を持てる人が、そういう時間を許容できる会社が、一つでも増えればいい。

そんな思いで、私はZIKUUを経営しています。

この記事を書いた人

高橋悠人

高橋悠人 代表取締役

メガバンクおよび米国系金融機関を経て、DX領域のスタートアップ経営に参画し、組織拡大と事業成長を牽引。その後、橋本と株式会社ZIKUUを創業。HRを起点に戦略構築から実行までを統括する経営者として組織を導くとともに、起業家として人材領域の事業も展開している。