自分のリズムを生きる。
初めまして。高橋悠人と申します。
代表の橋本とともにZIKUUを経営し、組織開発と人材開発を専門としています。あわせて、コーチング事業を手掛ける会社も経営しており、日々多くの方のキャリアや働き方に向き合っています。
なぜ私がZIKUUという場にいるのか、その話はまたどこかで触れるとして、今日は「生きるうえで大切にしているリズム」について、少し書いてみたいと思います。
自分のリズムに耳を澄ます
ここ10年くらいでしょうか。朝活という言葉が市民権を得て、一日を豊かに彩る習慣として多くの人に支持されています。
静寂の中でコーヒーの香りが広がり、頭が澄み渡り、自然と前向きな思考が湧いてくる。規則正しい生活は体調を整え、作業効率も高めてくれます。
けれど、私がここで触れたいのは「朝型こそ正解」という話ではありません。大切なのは、自分の内側にある心地よいリズムを見つけ、その流れを大切にすること。
朝型か夜型かというラベルにとらわれず、自分自身の感覚に耳を澄ませて選び取ることこそが、本質だと思っています。
静けさが教えてくれたこと
私自身、朝活に目覚めたのは30代後半になってからでした。それまでは、誰も連絡してこない深夜の数時間を、最高の創造の時間として愛していました。
朝型へ移行して気づいたのは、重要なのは太陽の位置ではないということ。誰にも邪魔されず、自分だけのペースで思考を深められる環境こそが本質でした。
家着のまま、髪も整えず、普段使いのカップでコーヒーを飲む。誰の目も気にせず好きな音楽を流し、静かに心を研ぎ澄ます。そんな時間を贅沢だと感じ、喜べること自体が、自分を大切にする証なのだと今は思います。
自分軸で時間を選ぶ
作家の五木寛之さんは、朝日が昇る頃に床につく夜型の生活を何十年も続け、それを自分に合ったリズムとして前向きに受け止めているそうです。ここから学べるのは、他人の理想や社会の常識をなぞらず、自分の感覚を信じて時間を選ぶ強さです。
外部の評価や一般論ではなく、自分が心地よいと感じる時間帯を自覚し、そのリズムを尊重すること。それが、長く健やかに働き続けるための土台になります。組織づくりも同じで、誰か一人の型を全員に当てはめるのではなく、それぞれの心地よさを認め合える仕組みこそが、結果的に強い組織をつくるのだと感じています。
その時間帯は、あなたを映す鏡
あなたにとって、誰にも邪魔されず集中できる時間はいつでしょうか。朝の静けさかもしれないし、夜の深みかもしれません。自分のリズムを知り、それを受け入れることは、自分自身の生き方を選ぶことにほかなりません。
太陽の動きに合わせる必要はない。自分だけの時間軸を見つめ、その流れを肯定するところから、ほんとうの一日が始まります。
ZIKUUでは、こうした一人ひとりのリズムや価値観を起点にした組織や働き方についても、これからこの場で綴っていきたいと思います。