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今世紀最大の有象無象

今世紀最大の有象無象

こんにちは、橋本です。

最近、広告・人材・銀行など、
ITに関わるBtoB事業を持つ企業が次々とAX事業に参入しています。

IT企業にとっては、AIを使う前提で組織を設計できていることが
競合に勝つための最低条件になっており、
どの会社も自社のAX化を進めています。

そして自社のAX化が一段落すると、
今度はそれを売りやすいクロスセル商材として、
既存の取引先にAI化推進を営業している。

これが今の状況なのだと思います。

その結果、AX業界は大学生から大企業まで、
「今世紀最大に有象無象なプレイヤーがいる業界」になりました。

今日はそもそもAXとは何か、
そしてこの状況の中でどの会社に発注すべきかについて書きます

そもそもAXとは

AXとは「AIトランスフォーメーション(AI Transformation)」の略称で、
AIを活用して業務プロセスやビジネスモデル、組織のあり方を
根本から変革する取り組みのことを指します。

ただ、商談をしているとどの企業からも
「AIは取り入れているのだけど、結局人が手を動かしていて工数が圧迫している」
という話を聞きます。

表面的なAI化で止まっている

おそらく多くの企業は、
これまで検索エンジンでやっていた情報収集や調査を
そのままChatGPTなどのAIアプリに置き換えただけ、という状態なのだと思います。

ツールが変わっただけで、仕事の流れそのものは変わっていない。
これではAIを「入れた」だけで、働き方は何も変わっていません。

DXのときとまったく同じ構図

これは8年ほど前にDXが流行ったときと同じです。
結局「紙をデジタルにしただけ」という企業がとても多かったように思います。

例えばPayPayで900円のものを買うとき、
現金のときのように1,000円を払って100円のお釣りをもらう人はいません。
900円だけ払って終わりです。

ところが業務の世界では、これと同じことをやっている企業が本当に多いです。
電子契約がまさにそうで、紙の契約や押印をそのまま電子に置き換えただけの、
表面的な置換にすぎないケースがほとんどです。

アプリを入れただけで効率化した気になり、
実際には人が手を動かして作業している。
AI化でもこれと同じことが今、起きています。

AXは働き方そのものを変えること

本来のAXは、既存の業務をAIに置き換えることではなく、
AIが動く前提で業務フローを組み直すことです。

AI前提の会社のあり方については、以下の記事で詳しく書いています。

AIネイティブな会社とは こんにちは、橋本です。 最近、非連続的に成長している企業は AI活用を推進しており「AIネイティブ」であると聞きます。 …

どのAXの会社に発注したら良いのか

ここまで書いた通り、AX業界には今、
学生のスタートアップから大企業まで無数のプレイヤーがひしめいています。

ただ、どの会社もやっていることは実は同じです。

  • AIが動けるように社内のデータを整理する
  • 業務フローをヒアリングする
  • それをAIエージェントにしていく

本当にこれだけです。
AIによって開発力自体はコモディティ化しているので、
どこに頼んでも「作ってくれるもの」に大きな差はありません。

差が出るのは「作った後」

AIエージェントは毎日使うものです。
だからこそ、作って納品して終わりではなく、
社内で定着するまでどれだけフォローしてくれるかがいちばん重要になります。

発注先を選ぶときは、以下の3点を見ておけば十分だと思います。

  • 業界への理解があるか
  • しっかりヒアリングをした上でAIエージェントを開発してくれるか
  • プロンプトのチューニングなど、運用開始後のフォローが手厚いか

この3つを満たしていれば、大手でも小さな会社でもどこでも良いと思います。
大手は価格が高くなりがちなので、
むしろ「どれだけ深く入り込んでくれるか」で判断した方が安心です。

まとめ

AX化は、社内の業務フローを深く理解していないとできないものです。
だからこそ、SaaSのように「広く浅く」支援することができない業界だと思っています。

プレイヤーは無数にいますが、
AXを発注する際は「どれだけ深く入り込んで、定着までフォローしてくれるか」
という視点で選ぶことをお勧めします。

ZIKUUもこの考えのもと、一社一社に深く入り込んで、
「AIネイティブな会社」を増やしていきます。

この記事を書いた人

橋本 大河

橋本 大河 代表取締役

大学在学中、機械学習の研究とプログラミングに没頭。プログラミングスクール・デジタルマーケティング会社でのインターンの後、2024年にシステム開発の株式会社ZIKUUを高橋と創業。現在は「すべての人が熱狂できる世界」の実現を掲げ、AIソリューション開発を牽引。